ガラスに貼り付いたお写真を修復

お母様の幼小時代…
今回お持ち込み下さったお写真。
ご依頼主様のお母様の幼小の頃のお写真だそうです。
撮影はお母様のお母様、ご依頼主様の祖母様ですね。



ガラスから写真が剥がせない!
今やご高齢になられている祖母様ですが、このお写真は大切に身近に持っていらっしゃったとのこと…
ところが… 撮影から40〜45年程度のものとは思えないほど、変褪色が進んでいます。
また、このお写真の一部がフレームのガラスに貼り付いてしまっていることが、作業を非常に難しくしています。
ちょっと剥がそうと試みられたんでしょうね、足元に破れが見えます。
表面がグロス(光沢)のお写真は、ちょっとした湿り気でこういうことが起こり易いですね。
シルク(絹目)やラスター(無光沢)面質のお写真だとこうはならないものなのですが…。
なんとしてもガラスとお写真を剥がす…というのはいかにもチャレンジ過ぎ、ということで、ガラスに貼り付いたままの状態でスキャンすることにしました。
ガラスの厚みがあるので、フォーカスがどこまでとれるのか?後処理でどこまで回復できるのか?が心配でしたが…
今回の作業
行った工程としては…
- スキャン(デジタル化)
- シャープネスの回復作業
- 変褪色を回復する修整
- 貼り付いた部分の色調を補整
- 若干の破れ・傷を補整、特にお顔とその周り
- 彩度を回復
- リサイズ後、出力(プリントアウト)

以上の作業を丁寧に行った結果、可愛いお嬢さんのおませな表情が復元できました。
いかがでしょうか?
まずはお写真を拝見します
お手元にある大切なお写真、多くの場合は復元することが可能です。
お写真の状態によって対応方法が異なりますので、まずは実物を拝見するところから始めます。


